年齢を重ねるとともに気になる「ほうれい線」。 ほうれい線を深くする原因として加齢が挙がりますが、年齢に関係なく「睡眠不足」によってもほうれい線が深くなってしまいます。
急にほうれい線が気になりだしたという方は、もしかしたら睡眠不足が原因かもしれません。 そこで今回は、ほうれい線と睡眠の関係と、ほうれい線を改善するためのケア方法についてご紹介いたします。
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睡眠不足はターンオーバーを乱す
「睡眠不足だからといって、きちんとスキンケアをしていれば問題ないでしょう」と思う方もいるかもしれませんが、実は睡眠と肌の健康は密接な関係性があります。 まず、十分な睡眠をとることで、成長ホルモンの分泌が促されます。
寝ているときに分泌される成長ホルモンは、肌のターンオーバーを正常に整え、健やかな肌のキープに欠かせないもの。 睡眠不足に陥ってしまうと、成長ホルモンがしっかり分泌されず、 肌のターンオーバーが乱れてしまうのです。
さらに睡眠不足によって新陳代謝が低下して血行が悪くなり、肌に充分な栄養を届けられなくなることも、ほうれい線などシワの原因となってしまいます。
きちんと寝ることが大事!
まずは今の自分の睡眠について見直してみましょう。
「どのくらいの睡眠時間を確保できているか」ということはもちろん大きなポイントとなりますが、睡眠の質を高めることがとくに重要なポイントです。
寝間着や寝具、寝るときの環境なども見直すことをオススメします。
寝る前のスマホはNG!
「寝る直前までスマホを見ている」という方も少なくありませんが、これは睡眠の質を落としてしまう原因となります。
寝る前に強い光を目に浴びてしまうと、寝つきを悪くしてしまうのです。
寝る1時間ほど前から少しずつ部屋を暗くして、スマホやテレビ、PCなどは消してゆったりと過ごしましょう。
寝る時間が遅くても大丈夫!
「十分な睡眠時間が取れなかった」というときでもまだ諦めることはありません。 実は睡眠時間を長く取るよりも、「眠りに入ってから最初の2時間をいかにぐっすり眠るか」ということのほうが体や肌の調子をアップさせるために大切だといわれています。 それには、やはり眠る前からの環境づくりが必須です。
先に紹介したようにスマホやテレビを消したり、食事やお風呂なども大切なポイントです。 睡眠のゴールデンタイムと言われる夜10時~深夜2時を睡眠にあてられるのが理想ではありますが、そうでない時でも、せめて食事は寝る3時間前までに済ませ、お風呂は2時間前に済ませることで、 眠るときにちょうどいい体温になって眠りの質も上がります。
ほうれい線ケアも忘れずに!
しっかりと睡眠を取ったら、外側からのほうれい線ケアも忘れずに行いましょう。
クリームが白く残るくらいたっぷり塗るクリームパックや、口を大きく開けて「あいうえお」と発音したり、口の中から舌でほうれい線部分をなぞったりするのもオススメです。
ほうれい線をクリアにして、ハリのある若々しい肌を目指しましょう。